「除夜の鐘ってうるさい? 札幌の寺院、苦情受け中止に」と言う記事を目にしました
日本のお寺の鐘の音は、その響き・余韻・間が日本人の感覚や感性を育んでいます
西洋の高く鳴り響く鐘と違い、日本のお寺の鐘は低く鳴り響く。それは日本人の身体性の肚とも繋がっている
更に「ぼ〜〜〜ん〜〜〜」と身体に染み入るその音色・余韻は日本人の皮膚感覚とも繋がっている
特に夏の夕暮れのお寺の鐘。湿気を含んだ気候を肌感覚として音からも感じる
日本人は四季折々の気候を音からも感じ取っている
音を感じとることを言い換えると、身体を平面でなく立体として捉えてる感覚とリンクしますよね
更に「身体」と「感覚」と「思考」はリンクしています
この頃日本人の思考は頃奥行きがなく、何かその場の刺激に反応してるだけに思えます
昔はもっと思考が深かったですよね
そして「声」もこの頃の日本人のは何か平面的。。。。
スペインの教会の鐘の音を聞いてもらえればわかりますが、鐘の音が鳴るどころではなく、数分間も鳴り響いています。そして誰も決してうるさい!とは言いません
そしてその教会の鐘の音は確実に体感を立体的にして、感覚も思考も多面的・多角的にしてると思います
飛躍するかもしれませんが、その身体性と感覚はダイバーシティに繋がる
日本人の感覚・感性を維持するにはお寺の鐘の音はとても大切
大晦日はぜひ除夜の鐘を身体で感じて、感じて、感じましょう
音から日本人の感性を思い出す良い機会です🎶