教会でのミサの響きは気持ちが良いですよね 〜 神聖な気持ちになるのと同時に気持ち良さも感じます!
Camino de Santiago(スペイン巡礼)で訪れたカトリック本場の教会では、その気持ち良さが更に高揚感にも繋がりました
前回は「スペイン語の響き🎶」を書きましたが、今回はその教会でちょっとした「声の響きの実験🎶」をしたのでそれを書こうと思います
本場の教会に一歩足を踏み入れてまず見上げるのはその天井の高さ!その天井の高さまずは驚きますよね
その「天井の高さが気持ちよくなることに関係している」のはご存知の方も多いと思います
音は上に抜けていく性質があります。なので山の上では下界の車の音が聞こえてビックリしますよね
教会に話を戻すとその高い天井は更に丸みも帯びいて、音が反響し易い構造
その建物構造により、音が上に抜けて行き反響し、音に連れられて意識の高揚と覚醒がなされます
また見渡すと窓にはステンドグラス!これはステンドグラスを観ることによって視覚的に覚醒させるためとも言われています
それも首を上げた状態でその光を見ると更に覚醒しやすくなりますよね
つまり教会は「聴覚」と「視覚」の両方を持って覚醒に持って行っている
教会は神の意識へ近づこうとする処!
そのために考えられ計算尽くされた建物構造なのですね
(反対に言うといかに布教するか!とも言えます)
そこでその本場の教会で「声の響きの実験」をしてみました🎶
今私は自分の「声のWS」で胸の中心からの発声(Resonance Voice)をお伝えしています
「口・喉での発声」ではなく「胸の中心での発声」はとても気持ちが良いものです
そこで本場の教会で、ほんの小さな声で胸の中心を振動させる様に「Unnmm........」と発声してみました
すると「声=意識」が上に引っ張られて!引っ張れれて!!
なので上に「声=意識」が持って行かれない様に、「声(=意識)をグランディング」させないとかなり苦しい!!!
音を聴いているだけだとそれ程感じなかったのが、自分で発声してみると上気する!!
なるほど、ミサの時は「響きのある言葉」にも包まれて意識せずにも高揚するはずですね
そしてその教会の建物構造を体感をした数日後に訪れた街では、2階に上がることができる教会がありました
地上階で発声すると上に引っ張られる!では2階に上げってやるとどうなるのか??
これまた実験してみました
まずは地上階にて「声=意識」が上に持って行かる事を確認してから、階段を上がります
そしてその教会の中腹に当たる高さにたどり着き、そこで小さな声で胸の中心を振動させながら「Unnmm........」と発声してみました
するとどうでしょう。。。。。
「うーー!なんとも気持ちが良い!!」
どこにも引っ張られずに、そこに居られる感覚。なんとも〜なんとも言えない居心地が良い気持ち良さ!!
「Unnmm........」と発声している「自分の胸の中心」と「教会の建物としての中心」が相似形にてシンクロして、そして共鳴(Resonance)する!!
それはとてもとても心地良く〜その教会空間に自分が溶け込む様な体感!!
そしてまた階段を降りて地上階に戻ると、やはり声=意識が上に持って行かれる!!
やはり教会の天井の高さは意識を覚醒させるための建物構造だった!
その体験をしてからは訪れる教会ではまずは「声=意識のグランディング」を先に心掛けてその教会の空間を感じる様にしています
そうすると教会の空間が今までとはまた違った落ち着いたものに感じる様になりました
皆さんも天井の高い教会に行かれた時はぜひお試しを!
するとその空間の建物構造の意図がわかるかもしれません!!
次回は「良い音楽は身体をゆるゆるにさせる! 〜 音を自分の胸にシンクロさせて聴く🎶」を書こうと思ってます
PS
この記事の体感に繋がるResonance Voice(身体に声を響かせる声)のワークショップを開催しています🎶