Resonance Voice 〜声と響きの探究ラボ ブログ🎶

声のワークショップ(ボイトレ)「Resonance Voice(共鳴の声)」主宰 及び 司会・MCを務める 丹澤 寛が声や音を面白く探究しているブログ!!

気が通る「立ち方」3つのポイント

あなたの大切な『想い』を代弁します!司会屋 丹澤寛です

先週はJAZZ in FUCHUでMCをやらせて頂きました!

芸術の秋のJAZZは心地良いですね🎶

 

さて、今回は私が司会をする時に心掛けている「立ち方」について書きたいと思います

いかにリラックスしながら、きちんと立つか!

「身体的に気が通る立ち方」を司会 及び 合気道10年の経験を交えてお伝えします !

f:id:tanzawamc:20171013230629j:plain


その場で軽くジャンプする!

これはスポーツやられている方、特にゴルフをやられている方は実践していると思います

その場で軽く〜軽くジャンプすることで、全身の力が抜け、人間本来のまっすぐに立つことができます

 

更にその時のポイントは足首を柔らかくする事!

以前イチローが肩の力を抜く方法として、「肩を意識しても力は抜けない。反対に足首を柔らかく意識すると肩の力が抜ける」と言っていました

 

また武道では瞬時に動けない状態を「居着く」と言いますが、その意識の改善のために「足を半紙一枚浮せた感覚」と指導されます

 

軽くジャンプして着地して、更に半紙一枚足を浮かせた感覚ですね


お辞儀をきちんとする

次にお辞儀ですが、まず実験としてお辞儀をせず足を肩幅に開いて立った状態で、人に横から軽く押してもらいましょう!

少しぐらつくと思います

次に肩幅に開いていた足を一旦揃えてきちんと姿勢を正し、両手を身体の横に置いて、腰からきちんとお辞儀をしてみます。そして再び足を肩幅に開いて人に横から軽く押してもらいましょう!

どうでしょう?人に押されてもしっかり立ててませんか!力を入れていないのにしっかり立ててませんか!!


昔の人はきちんとお辞儀をすることで「身体に気が通る」ことを知っていたのですね!!

「武道は礼に始まり、礼に終わる」と言われるのはこの事を言っていたのですね

 

更に「正座できちんとお辞儀をする」「箸置きを使って食事をする」ことも気が通ります


踵と踵を揃える

更に昔の人は子供の行儀の躾で「きちんとしなさい!」とは言わずに「草履の踵と踵を揃えて脱ぎなさい」と言いました

踵と踵を揃えることで腰椎四番に作用し、気が通り行儀が良くなります

 

私が今行なっているのは、立つ時に踵と踵を実際に揃えないまでも揃えた意識(イメージ)をすることで腰椎に意識が行きその状態で立っています

そうすると肩の力は抜けていてもきちんと立つことができます

腰椎を意識すると合わせて「肚の感覚」も得やすくなりますね

 

以上、気が通る「立ち方」3つのポイントをお伝えしました

私はこの3つを組み合わせて立っています

ブログをご覧のみなさんもどうぞお試しください🎶

 

それにしても昔の人は身体と精神が別々ではなく、繋がっていることを自然に受け止めていたのですね

特に日本の道具は西洋の道具に比べてそれ自体では完璧ではなくあえて不完全

不完全だからこそ色々な使い方もでき、更に身体に作用する

箸、刀、風呂敷・・・・

 

その話はまた書きますが、身体使いの「声」も西洋とは違いますよね

 

それではみなさん、今日も心地良い声でお過ごし下さい🎶 

司会屋 丹澤 寛

 

PS

現在自分なりに編集した身体性と精神性を組み合わせた『ボイトレ Voice of Resonance 心地良く〜自分自身と繋がるBeingの声の教室🎶』を始めてます🎶

詳しくはまた書きますが、ご興味がある方はご連絡頂ければありがたいです(^^