前回は「声からのアプローチ〜独り言も『心地良い声』で🎶」と題して「自分の声を観察してみよう!」との内容を書きましたが、今回は「相手に何が伝わるか?」を書きたいと思います
セミナーや講演会に出席して「これが大事です!覚えて下さい!!」って言われても、聞いてる方は「大事なのはわかるけど・・・」と思い、それより「押し売り感」の「圧」を感じてしまう事ってありますよね
その反対に「言葉の意味」より先に「心地良い声の響き」を感じて、言葉が身体にスーッと入ってくる。言葉の意味を思考で理解するより、身体が受け付けてその感情や雰囲気に「なんとなく伝えたい事わかる!」の感覚を覚える事もありますよね
これら二つを「口での言葉」と「身体の響きの言葉」と分けて見て観る事とします
「口での言葉」はどうしても「言葉の意味」を伝えようとして、そして受け取る方も「意味」を受け取ろうと思ってしまい「硬い」感触に
「身体の響きの声」は「感覚・感情」が伝わる「柔らかい」感触に
更に言い換えるなら「口での言葉」は「左脳でのコミュニケーション」、「身体の響きの声」は「右脳でのコミュニケーション」と分かれるように思います
そしてそれらは聞いている方が「身体に響いた声は心地良く」と同時に、前回も触れましたが言葉を発している方も「身体に響いた声では嘘が言えない」からだと思います(今通ってるボイトレ Breavo-para主宰 楠瀬誠志郎先生の言葉🎶)
つまり「身体に響いた心地良い声」は身体が緩んでいて、「その人の言葉が身体と繋がっいる」
だからこそ、その言葉が相手に届き「響き合う🎶」
(高等テクニックで響いた声で嘘を言う人もいますが、何か違和感を感じる事があるのではと)
また、よくあるボイトレだと「口角を拡げて上げて 発声しましょう!」と言う物がありますが、私が思うに口角を拡げたり上げたりする意識は口元の緊張を促してしまう為に反対に自分らしさから少し遠ざかってしまう様に感じます
聞いている方も相手の喋り方に違和感覚えますよね
更に「美しい声で話しましょう!」も同様ですね。気取ったよそ行きの声で居る時はやはり本当の自分ではないですよね
それよりも、身体を緩ませる事での「身体に響いた心地良い声」は、その人本来のまま!
何しろ身体が緩んでるからこそ、自分も相手も心地良い!
なのでこの頃「声」を通して思うのは
「いかに相手に言葉を届けるか!」と考えるより、「本当の自分の声が、相手に届く」
「伝える」より「「伝わる」
そしてまさしく
「Doing」ではなく「Being!」
「やり方 」より「 在り方」
そのためには「口の言葉」ではなくて「身体に響いた心地良い声」で居る事が「自分らしく居る事」なのだなと
更にそれは非言語コミュニケーションに繋がって行くのだな〜と感じています
この頃よく「波動」と言われるけど、まさしくそれは「身体の響き」の事だよね
さあ〜て、身体緩めて〜『身体に響いた心地良い声』を精進しようっと!
皆さん、今日も『心地良い声』で過ごしましょう🎶
前回の記事も合わせて御覧頂くとうれしいです