Resonance Voice 〜声と響きの探究ラボ ブログ🎶

声のワークショップ(ボイトレ)「Resonance Voice(共鳴の声)」主宰 及び 司会・MCを務める 丹澤 寛が声や音を面白く探究しているブログ!!

良い音楽は身体をゆるゆるに〜緩める!!音を身体で聴くとは!! = 音を自分の胸の中心にシンクロさせる🎶

前々回のブログでは本場スペインの教会でのシンクロ体験を書きましたが、今回はその体験をもとにしたクラシック音楽のコンサート鑑賞の話です

よく「音楽を身体で聴く」と言う言い方がありますよね。私は少し前までそのことは「音をシャワーの様に浴びること」だと捉えていました

しかしスペイン教会での体感を経てからその感覚が違ってきたのです

そのスペインでの教会の体感をもう一度書くと

教会の地上階で小さな声で胸の中心を振動させながら「Unnmm........」と発声すると、「声=意識」が上に抜けていき苦しい
そして2階に上がれる教会で同じ様に発声するとなんとも気持ちが良い!それは胸の中心部と教会の建物構造の中心部が相似形にてシンクロした心地良さ!

その体感を経て今現在は音などを「身体で聴く」とは「その音源を自分の胸の中心にシンクロさせて、自分の胸の中心で音が鳴っている様に感じること」だと思っています

そこで今回はその体感でのクラシック音楽のコンサート鑑賞の話です

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私は恥ずかしながらクラシック音楽のコンサートは何やら敷居が高そうで敬遠していました。そこに誘ってくれたのが、クラシック音楽に造詣が深く色々と面白い探求に誘ってくれる知人

その知人は私の「声のWS」を体験してれているのでその上で「丹ちゃんが探求したい音ってこれでしょ!」と声を掛けてくれたのです

そしてその指揮者はシルヴァン・カンブルラン。その知人は愛称を込めて「カンブルラン先生!」と呼んでいます

コンサートが開かれた会場は横浜の「みなとみらいホール」。ここも素晴らしい会場!一歩足を踏み入れただけで、その空間の肌触りが体感的にとても心地よい。クラシックファンの中では音響空間としてとても評価が高いのを後で知ったのですが、それも頷ける空間

コンサートはカンブルラン先生の合図で始まりました。ホルンの音、弦の音がなんともなんとも〜柔らかい

そしてそしてその音を自分の胸でシンクロさせることをしてみました!すると〜〜

身体が緩んで気持ちが良い!その柔らかい音に身体が共鳴してどんどん、どんどん身体が緩んでいく!!もう身体がゆるゆるになる

特に目を閉じると更に音に対する身体感覚が開くので、更に緩んでいく

そして小さな音から大きな音にスケールが大きくなる時 〜 管楽器や弦楽器が大きく鳴り響く時 〜 自分の身体が拡張したように共鳴する。まさに自分が大きな声で発声している様に感じる

発声のポイントは「大きな声を出す時ほど、身体を緩める!」なので、身体にシンクロさせて大きな音を聴く時は、身体が拡張する感覚と同時に身体が更に更に緩んでいく!

この様にコンサートの間中はずっと音を自分の胸の中心にシンクロさせていたので、コンサート終了後は身体が緩んで緩んでまさしく2時間通して発声をしていたのと同じ状態。もうヘロヘロになってしまって立ち上げるのも一苦労!!

音を自分の胸にシンクロさせて聞くのは少し危険なくらい気持ちが良いい!!

とここまで書きましたが、実はこれは昨年の9月のカンブルラン先生のコンサートでの体感。そしてなんと先週からカンブルラン先生が来日しており、今週から数回鑑賞できることに!

この半年間で更に音を通しての身体感覚が発達しているので、今回はどのような感覚になるのか!カンブルラン先生がどの様な魔法を掛けてくれるのか!う〜楽しみ!!

皆様も「音を自分の胸にシンクロさせる聴き方」是非お試しください。特に生音で綺麗な音は身体がゆるゆるになって気持ち良いですよ〜お試しあれ

tanzawamc.hatenablog.com

PS。その様な「声・音の探求のWS」はこちらです
* Inner Energy Voice tuning ~ 声を通して意識拡張を感じるエネルギーワーク
https://www.facebook.com/events/2440609242828499/

* 「声を通して ~ 自分の感情に気付き、相手との関係性を高める講座」:こちらは声が心持ちや在り方も変えると言う方向の探求で、資料も付けての講座
https://www.kokuchpro.com/event/5d83fe4f229151f4843e39b51e9a51dd/

* 私のWSの参加者の声の変容音声
https://youtu.be/86gJwF0LKok