ふと思い立って足を運んだり、人から紹介された展覧会
ご来場者は何を観ているのでしょうか?
「このアーティストの色使いが好きなの!」「このアーティストの醸し出す雰囲気が好きなの!」
そして
「そう言えば私、赤の色使いが上手い画家が好きなの!」
と、ご来場者は絵や写真を観て、自分の嗜好をを再確認しているかもしれませんね
また絵や写真の中にはその前に立つと、ふと足を止める作品があります
「あっ、この作品なんとなく好きなの!うまく説明できないけど。。。。。」
と思ったり
「そう言えば!!あの時。。。。」と目では作品を観ているのに、色々な感情や、感覚や、想いや、気付きが、自分自身の中でオーバラップしたりする時がありますよね
その時人は絵や写真を通してその先に、「自分自身」を観ているのではないでしょうか!!
絵や写真を観に展覧会に行く事とは、「自分自身を観に行く行為」「自分自身を再確認しに行く事」
人は無意識に今まで目にした物や体験が浮かんでくる瞬間があり、それはふと展覧会にに足を運んだ時に多く感じらます
その様な時に、作品の背景にある「アーティストの想い」や「アーティストの佇まい」が添えらると、更に「共感」と言う琴線に触れやすくなると感じています
例えそれが、作家の人生や体験した事と、絵や写真を観ている人の人生や体験が全く違っても、人は自分のフィルターを通して物事を見聞きするために、無意識に自分自身に置き換えた気付きがある
自分と違う所(例:絵の才能)と、自分と同じ物(例:こだわり)を両方揃えて受け止める事を人はしている
それだからこそ、アーティストはご自分の作品を「ご自分の声」で語る事が、来場者にとっても意義ある事だと感じます
それは決してTV等のお涙頂戴の苦労話的な話ではなく、また学術的な話でなく
朴訥に話すその「間」にそしてだたそこに居る「佇まい」に、観る人の心に触れる物があるのではないかと
ご来場者が絵や写真を観る時「自分自身の内面」を観ているのではないか!
アーティストが創作で「ご自身の内面」と対話している様に。。。。
あなたの大切な「想い」を お伝えする お手伝い!
司会屋 丹澤寛